夜景撮影

夜景 花火撮影





 夜景花火撮影方法などを
 具体的な例をあげて紹介していきます。




夜景の撮影



夜景の撮影ではどうしてもシャッタースピードが遅くなり、ブレやすくなるので三脚が必要となります。

窓ガラス越しの撮影では、レンズの先端をできるだけガラス面に密着させるようにして、
隙間を手で覆ったりして余分な写り込みを避けるようにしましょう。フラッシュはオフに設定します。
たとえ三脚を使っていてもシャッターを押した時にカメラが揺れてしまう可能性がります。
一眼レフカメラの場合はブレを防ぐためにレリーズケーブルを使いますが、
セルフタイマーでも代用できます。


一眼レフカメラはファインダーから余分な光が差し込まないように、ファインダーも遮光します。
遮光板はカメラに付属してればいいですが、なければタオルなんかで覆ってください。

真っ暗な夜空の下の街明かりもきれいですが、太陽が沈んだ直後、ある程度の光が残る空を背景にしても
きれいな写真を撮ることができます。

露出をカメラ任せにすると露出不足になりやすいので、
プラス補正をかけるか
マニュアル露出で結果を確認しながら段階的に露出を変えて撮影します。


夜景は背景が暗いためノイズが目立つので、
なるべくISO感度を落としてシャッタースピードは長めに、
(デジカメですと長時間露光でのノイズの方がひどいのもあります)

光がにじみやすいので、絞りは開放で撮らずにある程度絞ります。


夜景の明るさにもよりますが、おおよその目安として

ISO100から400(できれば100で)

絞りは、4.5から8くらい

シャッタースピードは15秒から1分。

三脚が無い場合、ノイズは増えますがiso感度を上げて
手持ち撮影も可能です。
この場合もブレないように注意が必要です。

夜景でクロスフィルターを使う人は、あまりいないと思いますが
想像以上にフィルターの効果が出ますので、控えめに。


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花火の撮影



花火の撮影の場合も夜景撮影と同じく、三脚が必要となります。
露出モードはマニュアルモード

花火の大きさや明るさにもよりますが、おおよその目安として

ISO50から400

絞りは、4.5から16くらいまで

この場合も、出来ればレリーズケーブルの使用が望ましいです。

ケーブルレリーズはシャッターボタンなどを
カメラ本体から離して操作できるリモコンみたいなものです。
これを使用することにより操作時にカメラがブレにくくなります。

シャッタースピードはバルブ(押している間シャッターが開いているモード)

押すタイミングは撮りたい間だけ、と言うのは花火が開く前から撮影しますと
花火が上がる際の下から上に向かって光の軌跡が一緒に写りこんでしまいます。
それを撮りたくない場合は、花火が上がって開いた瞬間にシャッターを切ります。

もしくはシャッターを開いたままにしてレンズの前を遮光して
写したい時だけ遮光板を外して撮影する方法もあります。

うまく撮影出来るようになると、花火の中休みの間に夜景を撮影しておいて
その上から花火を撮影し夜景の中に花火を写したりしてみましょう。

ピント位置は無限遠でマニュアルフォーカスにしておくのが基本です。
撮影中にレンズをズームさせて(露光間ズーミング)みたり、わざとピントを外して撮ってみても面白いかもしれません。


シャッタースピードが速い(時間が短い)と、このような感じで写ります
Dimage7i
F5.6
1/10秒
iso100
           花火が上がる前から撮影しますと、下からの光の軌跡が写ってしまいます。
Dimage7i
F5.6
3秒
iso100


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F5.6 60秒 iso50 FM2
F2.8 1/20秒 iso800 Dimage7
(手持ち撮影)
F5.6 2秒 iso100 Dimage7
F4.5 2秒 iso100 Dimage7

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